頬の血管が拡張して赤く見える「赤ら顔」。
実は、レーザーで治療できるって知っていますか?
費用の相場もわからないし、失敗したら跡が残るんじゃ、、、と心配しているあなたへ!
赤ら顔のレーザー治療の費用相場と、失敗するケースをまとめましたので参考にしてみてください。
赤ら顔をレーザーで治療
まず顔回りが紅潮して見える原因は、毛細血管が拡張して赤く透けて見えるからと言われています。
そのため、レーザー治療には、いくつか種類があります。
Vビームレーザー
毛細血管の中にある赤く透けてみえる色素をもつ血液のみに反応して、レーザー光を照射し、異常がある血管のみを破壊し、赤みを消していきます。
毛細血管が拡張してできる赤ら顔と、赤ニキビの跡による赤ら顔がある方も治すことができるのです。
フラクショナルレーザー
皮膚に小さい穴をあけて、熱エネルギーを与え、皮膚の細胞を再生させます。
皮膚が再生することで、厚みができ、毛細血管が透けてみえるのを防げるようになります。
病院によって使うレーザーの種類や特徴が異なってきますので、どういったレーザー治療なのか、説明を受けましょう。
治療まで
まずは、皮膚科や美容外科へ行き、医師のカウンセリングを受けます。
自分の赤ら顔の種類を判断してもらい、レーザー治療が最善なのか、レーザーの種類やリスク、通院の目安、治療費の説明を受けます。
実際の治療時には、場合によっては麻酔をし、レーザー照射を受け、炎症止めの薬を塗ったり、照射箇所を冷やします。
レーザー治療費用の相場
Vビームによる治療
「毛細血管拡張症」「単純性血管腫」「苺状血管腫」の診断がおりると3か月おきに限り健康保険適用の治療になります。
照射範囲によって金額が変わってきますが、顔全体で5,000円~20,000円が一回あたりの施術にかかります。
毛細血管拡張症と診断された場合の施術時間は、数分で終わることもあれば15分くらいかかることもあります。4週間~8週間に一度通院し、5回~10回程度の治療が必要です。
フラクショナルレーザーによる治療
一回の料金は2~6万円ほどで、1ヶ月おきに通院し、5~10回程度の治療が必要です。
保険適用外のレーザー治療とは、毛穴の引き締めや皮膚のハリ、色むらをなくすなど、皮膚の調子を改善する治療になります。そのため自費で全額負担になります。
両頬で30,000円、顔全体だと50,000円程度が一回当たりの施術にかかります。
また、麻酔を受けた場合は麻酔代が2,000円~4,000円程度かかってきます。
なので、赤ら顔レーザー治療の費用相場は総額で10万~30万円くらいで、半年~1年かけて治療をしていくことになります。
クリニックによっては初回限定価格や、1回あたりの値段が安くなるコースもあるようなので近くの有名な皮膚科や美容皮膚科、美容整形外科を調べてみましょう。
レーザー治療の失敗とは?
レーザー治療の失敗例として、5回以上通院しても効果がなかった人や、赤みが残っている所とそうでない所でまだらになった人、腫れて余計に赤くなった人、膿みが出てきた人がいるようです。
なので、赤ら顔の治療実績が多数あり、口コミなどが良い病院を選びましょう。
レーザー治療には、ダウンタイムといって、施術をしてから、元に戻るまでに期間があくものがあります。
術後すぐに照射した箇所がかさぶたになったり、余計赤みが出てくる人もいるようです。
そして術後、デリケートな肌への紫外線対策を怠ってしまうと、せっかく受けた治療が悪影響になることもあります。
色素を刺激している治療のため、紫外線の刺激が赤みの再発だけでなく、シミやシワも増やしてしまうのです。
また、施術中にものによっては痛みを伴います。ゴムでパチンと打たれるような痛みだったと言っている人もいます。
編集者のまとめ
赤ら顔の治療として効果が高いレーザー治療は、効果が高い反面、金額も高いですね。
治療実績が多く、きちんとカウンセリングをしてくれる病院を選びましょう。
もちろん毛細血管が拡張するのは人によってさまざまな要因がありますので、慢性的に赤くなってしまう人は根本的な原因を究明して赤ら顔が再発しないように日ごろから対策をしていくことが大切ですね。
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